海南市議会 > 2013-06-19 >
06月19日-05号

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  1. 海南市議会 2013-06-19
    06月19日-05号


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    平成25年  6月 定例会                平成25年            海南市議会6月定例会会議録                 第5号            平成25年6月19日(水曜日)---------------------------------------議事日程第5号平成25年6月19日(水)午前9時30分開議日程第1 議案第57号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第1号)日程第2 議案第58号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)日程第3 議案第59号 海南市固定資産評価員選任の同意について日程第4 議案第60号 海南市職員の給与の臨時特例に関する条例について日程第5 議案第61号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第2号)日程第6 議案第62号 平成25年度海南市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第7 議案第63号 平成25年度海南市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第8 議案第64号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第9 議案第65号 平成25年度海南市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第10 議案第66号 平成25年度海南市水道事業会計補正予算(第1号)日程第11 議案第67号 平成25年度海南市病院事業会計補正予算(第1号)日程第12 発議第4号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について日程第13 海南市選挙管理委員の選挙日程第14 海南市選挙管理委員補充員選挙---------------------------------------本日の会議に付した事件議事日程に同じ---------------------------------------出席議員(22名)      1番  川崎一樹君      2番  川口政夫君      3番  山部 弘君      4番  前山進一君      5番  黒木良夫君      6番  中家悦生君      7番  黒原章至君      8番  榊原徳昭君      9番  栗本量生君     10番  宮本憲治君     11番  上田弘志君     12番  岡 義明君     13番  橋爪美惠子君     14番  河野敬二君     15番  寺脇寛治君     16番  出口茂治君     17番  磯崎誠治君     18番  川端 進君     19番  宮本勝利君     20番  片山光生君     21番  中西 徹君     22番  美ノ谷 徹君 -------------------説明のため出席した者  市長           神出政巳君  副市長          伊藤明雄君  総務部長         三口素美雄君  くらし部長        脇 久雄君  まちづくり部長      谷 勝美君  教育長          西原孝幸君  教育次長         岡本芳伸君  消防長          岩崎好生君  水道部長         山縣弘幸君  病院事業管理者      小山 陽君  総務部次長企画財政課長 塩崎貞男君  下津行政局長       田尻信樹君  総務課長         楠戸啓之君  管財情報課長       石本和俊君  市民交流課長       中 圭史君  危機管理課長       橋本伸木君  社会福祉課長       楠川安男君  高齢介護課長       小柳卓也君  保険年金課長       奈良岡鉄也君  子育て推進課長      宮井啓行君  健康課長         土田真也君  建設課長         筈谷公一君  都市整備課長       中野裕文君  産業振興課長       山縣秀和君  地域サービス課長下津出張所長               森下順司君  業務課長         口井康秀君  医療センター事務長    山東昭彦君  教育委員会総務課長    池田 稔君  生涯学習課長       中阪雅則君  消防次長兼海南消防署長  谷山 桂君  消防本部総務課長     木地啓二君 -------------------事務局職員出席者  事務局長         坂部泰生君  次長           瀬野耕平君  専門員          岡室佳純君  係長           若林久揮君 -------------------          午前9時30分開議 ○議長(山部弘君) おはようございます。 ただいまから本日の会議を開きます。 ------------------- △日程第1 議案第57号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第1号) ○議長(山部弘君) これより日程に入ります。 日程第1 議案第57号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 本案については、質疑の通告がありますので、まず初めに通告による質疑を許可いたします。 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) 20ページの総務管理費の中の土地購入費と、30ページの商工費、産業振興費伝統的工芸品全国大会開催負担金についてお聞きしたいと思います。 まず、土地の購入なんですけれども、旧第一中学校の中の借地のところを購入するということであります。ことし、来年と、仮称ですけれど西部のスポーツセンターをつくっていこうというところの中の関係ではなかろうかと思うんですけれども、その中で、旧第一中学校の横の法務局の土地があったと思うんです。四角いままで、そこも購入の対象にして、西部スポーツセンターをつくることも考えられるんかなと思ってたんですけれども、そこは購入せず、借地のところだけ購入するというところの経緯、お考えをお聞きしたいのと、購入に当たって、今まで借地でお金を毎年払ってたわけですけれども、ことし購入した後の、借地のお金の支払いの契約はどのようになっているのか。ことし1年分払うのか、買った時点までの借地料だけでええのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。 それと、30ページの6款、1項、3目の伝統的工芸品全国大会開催負担金のことですけれども、負担金で100万円支出をするというところで、この大会も古くから全国あちこちで毎年、毎年やられてるみたいですけれども、去年の時点で次の開催地ぐらいはもう決まってんのちゃうんかなというような予測をされた中で、市として、この全国大会が海南市のほうでも行われることについてもっと早くから取り組めなんだのかなというのがありまして、当初の予算で出てくるのかなと思ったんですけれど補正になってるという中で、3点ばかりお聞きしたいと思います。 旧第一中学校の跡地も使うようなこともちょっとお聞きしたんですけれども、旧第一中学校の校舎のほうもことし中に壊して、来年度中に施設を完成しようとするスケジュールの中で、この開催に当たってその壊す時期がずれてしまうのか、施設の建設に影響が出んのかなというのもあるんですけれど、その辺どのような感じになるのか教えていただきたい。 ほんで送迎のバスを出すというような説明だったんですけれども、漆器まつり等やってる中でもシャトルバス出てますよね。それとまた別枠なのか。また、海南市から出展の工芸品というのは何を上げられてるのかなというのを教えていただけますか。 ○議長(山部弘君) 当局から答弁願います。 石本管財情報課長管財情報課長石本和俊君) 7番 黒原議員の20ページの財産管理費公有財産購入費土地購入費にかかわっての西側の法務局跡地の購入は考えなかったのか、そしてまた学校用地の賃料等についてはどういうことになってるのかという御質疑に御答弁させていただきます。 まず、1点目としまして、今回の土地購入費は旧第一中学校の敷地内で校門東側の国道沿いに位置する面積818.11平方メートルの用地を購入するものであり、教育委員会において以前より旧第一中学校の学校敷地として財務省より賃貸借していたところでございます。この用地を購入するに至った経緯でございますが、この土地が旧第一中学校の敷地として一体利用されていたことから、購入することによって今後の跡地利用の利便性が向上すること、さらに、この土地の一部に海南市所有の排水管が埋設してあり、その撤去に多額の費用がかかること、また、以前から賃貸借を締結していたことによる借地権割合で、相場に比べて用地が安価に購入できることなどの理由から今回の購入の運びとなったところでございます。 このたびの旧第一中学校の跡地利用につきましては、学校敷地内の施設及び用地の有効活用の検討を重ね、仮称海南市西部スポーツセンターを整備する運びとなったところでございますが、この計画はもともとの学校の敷地を活用しての事業計画であったこと、そして、当該事業の面積や形状についても、現計画で必要最低限確保されているといった理由から、法務局跡地を購入する計画には至らなかったものでございます。 そして、2点目の学校敷地の賃借契約についての御説明を申し上げます。 この用地は、教育委員会が過去から借りていた土地でございます。面積が818.11平方メートルの土地を、現在は年額118万4,006円で財務省と賃貸借契約を行ってございます。この財務省との用地の売買契約に至りました場合は、契約日以後の学校敷地としての賃料は発生しないこととなってございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長産業振興課長山縣秀和君) 7番 黒原議員の30ページ、6款商工費、1項商工費、3目産業振興費、19節負担金、補助及び交付金の伝統的工芸品全国大会開催負担金100万円にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 いただきました御質疑の1つ目の、旧第一中学校校舎撤去工事との関係でございます。伝統工芸品全国大会の会場として旧第一中学校の校舎、体育館を使用したい旨の打診を、県の企業振興課から受けましたのは昨年の12月中旬のことでございました。そのときの話では、経済産業省のほうから、平成25年度は和歌山県で開催したいと申し出があったとのことで、それなら海南市で毎年開催されている紀州漆器まつりと同時開催するほうが大会の開催効果が得られると県のほうで判断したとのことでございました。 海南市といたしましては、旧第一中学校跡地の活用を協議しているところでございまして、庁内でその対応について検討させていただきました結果、11月の大会以降の撤去であっても西部スポーツセンター整備事業には支障がないという判断をしたところでございます。 また、2つ目の送迎バスの運行ルートでございます。県の担当者の話によりますと、この大会には約600人から800人の方が全国からお見えになるということで、11月1日は和歌山市民会館を会場として、伝統的工芸品月間国民会議全国大会を開催し、和歌山市内で宿泊した翌日の2日の朝に合同開会式が開催される温山荘へ観光バスで移動してくるものと聞いております。したがいまして、漆器まつりと同時開催となると相当の人が会場に集まるものと考えられます。例年は漆器まつり会場、海南駅、特産家庭用品まつり、家具まつりの会場を回るシャトルバスを運行しておりますが、それの増便にあわせ、漆器まつり会場と海南駅をピストン輸送するバスの運行も検討する必要があると考えてございます。 漆器まつりは2日、3日で開催されますし、旧第一中学校を会場にする伝統工芸品全国大会は2日から4日までの3日間開催する予定となっています。このような状況でございますので、どのようなルートでバスを運行すべきか県企業振興課漆器組合等の団体と協議して今後決めてまいります。 3つ目の、市内出展工芸品でございます。現在の計画では、中学校校舎を会場にして全国の伝統工芸品の展示販売、工芸体験を行う伝統工芸品ふれあい広場と、県内の伝統工芸品の展示PR、また、体育館では伝統工芸士作品コンクール展を実施することとなっております。本市では、伝統工芸品として経済産業大臣から指定を受けている紀州漆器、それから、知事指定の工芸品として棕櫚箒と紀州雛が対象になっておりますが、その出展の詳細については現在のところ決定はしてございません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) ありがとうございます。 土地の購入費についてはよくわかりました。ありがとうございます。 この伝統的工芸品全国大会のことで、内容はあらかたわかったんですけれども、その中で、負担金として100万円出すわけですが、市としてこの大会に後援という形になるのか、協賛ちゅう形で支援していくような形になっているのか、ただ来てくれるだけでサポートするのはこういうバスだけっていう感じになってるのか、ましてその漆器まつりと特産家庭用品まつり、家具まつりもやられてると思うんです。今、課長が説明の中でも、600人から800人ぐらいの方が海南市のほうへ来られるんだったら海南市でやってる祭りのほうもPRできるんじゃないか、来ていただけるのも一つの市としてのアピールになるんじゃないかなと思うんです。そこらはどのようにこの全国大会にかかわっていくんかなちゅうのがちょっとわかりづらいので、その辺もう少し御説明いただけたらありがたいんですけれども、よろしくお願いします。 ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長産業振興課長山縣秀和君) 7番 黒原議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 市の立ち位置というんですか、主催、後援か共催かということでございますけれども、一応主催者ということで、その中に経済産業省とその関連する一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会、それから日本伝統工芸士会、それに和歌山県伝統工芸品月間推進協議会といいまして、これは今回の大会を開催するために立ち上げた組織でございまして、構成員は和歌山県、和歌山市、海南市、橋本市、いずれも伝統的工芸品に指定されている市でございまして、それと、その関係組合として紀州桐箪笥協同組合紀州漆器協同組合紀州製竿組合の7者で組織した協議会が合わさって主催となってございます。 費用につきましては、先ほど申し上げました一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会、それと県、関係する3つの市で負担させていただくということで、今のところ事業を開催する予定で協議は進めてございます。国と一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会との連絡については県が窓口でやっていただいてるんですけれども、漆器まつりとの関連もございますので、実際開催するとなりますと漆器組合と十分な協議が必要でございますので、海南市のほうも協議がスムーズにいくようにいろいろなお手伝いをさせていただくというスタンスで積極的に協議に加わらせていただこうと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 7番 黒原章至君 ◆7番(黒原章至君) ありがとうございます。 主催にもなるという位置づけということで。まだ日もあるとはいえ11月にすぐなりますので、市内だけと違って市外へも、また海南市でもこういうことあるよというような広報的な周知もされたら、PRになるんちゃうかなとか思いますし、やはりまた外からたくさんの方が来られるのをよりアピールできるような形でも取り組んでいただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 以上で通告による質疑は終了いたしました。 次に、本案について他に御質疑のある方はございませんか。 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) 1つは、23ページの2款総務費の7項市民生活費、2目下津行政局費駐車場整備工事費として1,200万円が上がってます。駐車場整備費として1,200万円というのは何か大きいように思うんですが、この内訳について教えてください。 それから、31ページの7款土木費、2項道路橋梁費、4目橋梁維持費の旧仁義小学校橋梁架替工事費1,800万円ですが、これをやってくださるということで大変うれしく思うんですけれども、この工事の内容、それから時期、それと近隣の方への説明というのがどんなふうになっているかについて教えてください。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 13番 橋爪美惠子議員からいただきました、2款7項2目下津行政局費駐車場整備工事費の内容について御答弁申し上げます。 駐車場整備工事につきましては、下津行政局の北東にございます加茂郷児童公園に隣接していて、私どものほうで管理してございます倉庫を解体いたしまして、駐車場整備を行うものでございます。倉庫につきましては2棟ございまして、2棟とも昭和43年12月に建設され、旧下津町が昭和54年10月に取得した建物でございます。建設後45年程度経過してございましてかなり傷んできておりますので、児童公園に隣接している若干傷みの激しいほうの倉庫について解体いたしまして、倉庫に隣接する市有地とあわせまして駐車場整備を行うものでございます。 事業費1,200万円の内訳は、倉庫の解体費用が700万円、駐車場整備費用が500万円を見込んでございまして、事業費の1,200万円には、13ページの地域の元気臨時交付金1,030万円を充当して整備いたします。駐車場整備につきましては946平米を舗装の上、ネットのフェンスで囲いまして、おおむね30台程度の駐車ができるようにと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 筈谷建設課長
    建設課長(筈谷公一君) 13番 橋爪議員の御質疑に御答弁を申し上げます。 7款、2項、4目橋梁維持費でございますけれども、その中の旧仁義小学校の橋梁架替工事費でございます。この橋梁のかけかえ工事ですけれども、本来、本橋梁は加茂川を仁義小学校へ渡る橋でございまして、老朽化が進んでいることに加えまして、本校区が加茂川小学校へ統合されたことに伴いスクールバスも出入りするようになったということで、幅員が狭くスクールバスが入りにくいということ、また災害発生時の避難所となっているということから、かけかえの要望が強かったということでございます。 このことから、今年度におきまして、現在の橋、これは幅員5メートル、長さにいたしますと5.6メートルでございますけれども、この現在の橋梁を落とした上で、今度は橋梁ではなくてボックスカルバート、これは内径で5メートル、高さ3.5メートルのものを並べまして設置し、幅員が現在の5メートルから6メートルに拡幅するという計画としております。予算につきましては、13節に工事損失事前調査ということで、測量調査設計委託料70万円、そして15節に工事費1,800万円を計上させていただいております。 市民の方への説明いうことでございますけれども、先般担当者のほうから関係する自治会の役員の方々に集まっていただきまして、協議をさせていただきました。そういった中で、ボックスを設置する際に一時通行どめ等が必要となってまいりますので十分協議をさせていただいたんですけれども、時期的なものといたしましてはやはりミカンの収穫とか、そういったことにぶち当たらないようにそれまでに完成をさせるということで協議をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) ありがとうございます。 まず、下津行政局近くの駐車場整備に関してなんですけれども、倉庫を潰して駐車場にされるということですけれども、私の認識では、倉庫には今までコミュニティバスをとめてたんじゃないかと思うんですが、30台分の駐車場を整備されるということですが、そのバスもそこに置くのかなと思うんですが、その30台はどういう内訳になるのか、それから一般の市民もそこにとめることができるのかということと、それから近隣の市有地の整備とともにというふうにおっしゃいましたけれども、その内容というのはどういうことなんでしょうか。その駐車場整備と関係あるのか、ないのかも教えてください。 それから、旧仁義小学校の橋のかけかえなんですが、現在の橋を落としてかけるということは、一時期通れないということになると思うんですが、スクールバスをグラウンドに置くために使ってたりすると思うんで、その間どうされるのか。ミカンの出荷時期を外してほしいというのはその地域の方にとっては当然だと思うんですよ。狭い道を通っていかないといけないのに工事車両がとまってたりすると困るというのは、今までさまざまな工事でも言われてたことなんで、それはいいんですが、小学校のスクールバス等の関係はどうなるのか、その点教えてください。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 13番 橋爪議員からいただきました再度の御質疑に御答弁申し上げます。 整備後見込んでいる駐車場の台数は先ほど申し上げました30台程度でございます。コミュニティバスはそちらに保管するのかということでございますが、保管を予定してございます。それから、そこに現在私どもが使わせていただいてございます行政局の公用車を3台、それから教育委員会の公用車は今有償で民間から駐車場をお借りしてございますが、その10台もそちらへ置く予定としてございます。あと残りスペースがあるわけでございますが、最近ちょっと不足がちな場面も出てきております行政局の来庁者の方の駐車場、それから近くに児童公園がございまして、そちらの利用の方の駐車場としても活用してまいりたいというふうに考えてございます。 隣接する市有地でございますが、こちら現在普通財産となってございまして、そこもあわせて整備をし、駐車場といたしたいというふうに思います。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 池田教育委員会総務課長教育委員会総務課長(池田稔君) 13番 橋爪議員からいただきました、橋のかけかえ時期に伴うスクールバスをどうするのかという御質疑に御答弁申し上げます。 スクールバスにつきましては、旧校舎跡地を利用させていただいて運行させていただく計画にしてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 13番 橋爪美惠子君 ◆13番(橋爪美惠子君) まず、駐車場の件なんですが、1点は教育委員会の公用車もとめられるということで、つまり今まで、行政局の裏に借りてた駐車場を借りるのをやめるということなのかどうかということですね。 それから、市有地もあわせて駐車場で整備されるということですが、私が思ってるその市有地というのは、その児童公園の隣の、現在近隣の方が畑として利用されてる土地じゃないかと思うんですが、そこも駐車場とするということなんですかね。私の聞いたとこでは、そこは近所の方が利用できるようなものとして整備してほしいという声もお聞きしているんですが、その点に関してどうか、教えてください。 それから旧仁義小学校の橋のかけかえ工事の期間というのはどれくらいかかるかだけ教えてください。小学校のスクールバスについてはよくわかりました。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 13番 橋爪議員からいただきました再度の御質疑に御答弁申し上げます。 市有地につきましては、先ほど申し上げましたとおり駐車場として整備をいたします。今まで借りていたところをやめるのかということでございますが、教育委員会からは年間1台6万円程度の10台ということで聞き及んでございまして、それは市有地のほうへ置けるということで、賃借のほうはやめる形になろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 石本管財情報課長管財情報課長石本和俊君) 13番 橋爪議員の再度の御質疑に御答弁させていただきます。 市有地につきましては、管財情報課の方で現在管理してございまして、当該の市有地につきましては、合併以前より地元の加茂郷区と地区住民の親睦を目的とした花壇として利用する目的で貸し付けを行っている土地でございます。その用地につきましては、近々駐車場用地として使用する可能性もあるということで、加茂郷区と現在、調整を行っているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 筈谷建設課長建設課長(筈谷公一君) 13番 橋爪議員の再度の御質疑に御答弁を申し上げます。 工事期間については約3カ月程度かかるものと考えております。また、通行どめにつきましては、これはボックスカルバートを川へ設置、つり込みする際に、レッカーが県道上へ座ります。その関係で通行どめというふうになるわけですけれども、地元の方々との協議の中では、通行どめ日数は5日間から7日間ぐらいになるかと思われますけれども、朝9時から始まってお昼までの間に、例えば15分とか20分とか一定の時間を設けて通行してもらう、また13時から17時の間でもまた15分ないし20分程度通行してもらう、そういうような形にし、そして17時以降については通っていただけるということで考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) 今の下津行政局駐車場整備について、ちょっと関連して質疑させていただきます。 たしかその潰す倉庫には車とか防災関係の品物が今まで入ってたと思うんです。そこらは今後どうされるのか。ほんでその横に児童公園がありますよね。そしたら、工事中はその公園はどのような形になるのか、その2点お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 17番 磯崎議員からいただきました、下津行政局における駐車場整備に係る御質疑に御答弁申し上げます。 防災関係の物品は、過去に防災倉庫という部分に泡原液などが保管されてございましたが、現在は保管はいたしてございません。車につきましては、我々が使わせていただいてございます公用車は防災対策車という位置づけをいただいてますので、これは今度新しく整備する場所へ置かせていただきたいと考えてございます。 それから、公園につきましてはそのまま使っていただけるつもりで考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) ありがとうございます。 そしたら今現在はもう中は空っぽの状態なんですか。以前、使用済みの乾電池を各地区で集めたもんを一旦あそこへ集めて、そっから処理工場へ持っていくというような形でやっておりました。まだそこを使っているんかなと私思ってたんで、そういう施設には全然使ってないんですか。 それから、市長がやられてます市政懇談会の中で、この公園にあずまやを建ててほしいというような要望も出てましたんで、そこらに関して、この工事終わった後でその公園の整備ということについては考えておられないのか、その2点お答え願いたいと思います。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 17番 磯崎議員からいただきました再度の御質疑に御答弁申し上げます。 現在、普通倉庫のほうには、行政局の公用車3台、それからコミュニティバス3台のほか、建設課の物品、それから御指摘ございました電池回収用のコンテナ、これは今も利用させていただいてございます。一時的には、地元へ配る獣害対策用のワイヤーメッシュなんかも置いて、そこから地元へ配るというふうなこともさせていただいてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 駐車場整備にかかわっての児童公園の整備についてでございます。 この件については加茂郷区と、そして近隣の老人会の方々から御要望をいただいているところでございまして、あずまやということになればかなりな予算がかかりますので、今対処できるのは遊具の補修と整備等から始めようということで、遊具については今年度かかれるのではないかなというふうに考えております。あずまやについては少し大きい予算がかかるので、来年度以降できるだけ早い時期に対応させていただきたいということで、今管理課を中心に検討させていただいているところでございますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 17番 磯崎誠治君 ◆17番(磯崎誠治君) そしたら、今入ってるコミュニティバスは今度整備される駐車場へ置いとくということですか。それか、別にまた確保するんですか。 公園の整備についてはよろしくお願いいたします。 ○議長(山部弘君) 森下地域サービス課長地域サービス課長下津出張所長森下順司君) 17番 磯崎議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 コミュニティバスにつきましては、整備後も駐車場へ置いておくようにいたします。ただ、現在もお金をいただいて置いておりますので、整備後もやはり料金いただいて置くようにしたいと考えてございます。 以上です。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) まず、27ページの3款、4項、1目生活保護総務費、システム修正委託料です。これは生活保護基準を8月1日から見直すということで、その計算システムの修正ということなんですけれども、このシステム修正を行うことによって、今の被保護世帯にどのような影響が起きるのか、一番大きな影響を受けるのはどういった世帯構成の方なのか、そしてその世帯はどれぐらいの影響を受けるんか、教えてください。 そして、この8月1日から始まるわけなんですが、また平成27年度以降も修正しますわね。ですから、戦後今まで2回修正してるんですけれども、今回が一番大きな修正となりますんで、その点ちょっと当局の考え方というんですか、ちょっとコメントください。 そして、次に28ページ、4款、1項、2目の中の予防接種委託料と予防接種扶助費ですね。風疹について、資料をいただいてるんですけれども、妊娠を希望している19歳から50歳未満の女性と、そして妊娠している女性の夫を対象にやるということなんですけれども、きょうはたまたま朝テレビを見ていたら、ある専門家が話すには、やはり会社単位でするとか、役所やったら役所のみんながせんとあんまり意味がないんやということを言われてたんやけれども、そうなってくればこの助成するというたらまた大変な金額になってくると思うんですけれども、役所なんか特にいろんな方が申請に入ってくるんで、その点ちょっと心配なところもあるんで、一遍、そういうことについてちょっと考え方だけ教えていただけたらと思います。 そして33ページ、7款、5項、1目都市計画総務費の中に住宅リフォーム工事助成金500万円、これ、俗に言う住宅リフォーム制度ということで、市長も選挙のときの約束として上げられた一つなんですけれども、本当に海南市でもこの制度が活用できるちゅうふうになることは喜ばしいことだと思います。まずお礼を言っておきたいと思います。ありがとうございます。しかし、せっかくするんですから、私としましてもできるだけ市民の皆さんが使いやすい制度であることを望みたいので、質疑をしたいと思います。 まず、この住宅リフォームの助成制度が始まったら、海南市の場合は、一体どういうふうな業者を考えておられるんですか。うかっとしたら、ほかでもよく問題になっているのが、せっかく制度をつくってもハウスメーカーなんかによくこの仕事をとられてもて、地元で何とか頑張っている大工とか畳屋とか、そういうところへなかなか直接仕事が回ってこないという問題がある。ですから、ちょっとその点も頭に入れてこの制度をつくっていただいたんかどうか、どういう方々に使ってもらおうということでつくったのか、ちょっとそれだけまず教えていただきたいと思います。 そして、ほかと比べんのもこれ非常に申しわけないんですけれども、和歌山県で一番最初に高野町が最近始めたんですけれども、高野町の場合、町内に住所のある業者です。海南市の場合、テナントでも出張所でもあれば、対象業者になるのかどうかよ。高野町の場合は実際に事業者が市内に住んでいる業者で、ほかに住んでて、こっちに事務所があるというのはだめですよちゅうことは決めてるんですけれども、その点、海南市の要綱はどないなっているんですか、教えてください。 まだほかにもあるんですが、この程度にします。 ○議長(山部弘君) 楠川社会福祉課長社会福祉課長(楠川安男君) 12番 岡議員からいただきました、27ページの3款、4項、1目の生活保護システム修正につきましての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、生活保護の今回の見直しによる影響についてでございますが、どういう世帯構成の方が受けるのかというようなことでございます。まず、この改正におきましては、基準額の改定幅が3年間で10%ということになっております。それでその調整ということで、平成25年8月から3年間をかけて段階的に実施するということになってございまして、影響を受ける世帯につきましては全世帯ということになりますが、特に影響を受けるのが若年層の方で家族数の多い方が影響を受けるようになっております。その方につきましては、8月1日の見直しにつきましては月額5,000円程度が見直しされるということでございまして、若年層の家庭が多いということで、母子の世帯の方が対象になってきます。大体8世帯ぐらいということでございまして、全体で影響を受ける世帯は430世帯ということで、平均で大体月額500円程度ということになっております。それで、平成27年度も影響を受けるということでございますが、その10%につきまして3年間で10%ということでございますので、3分の1ずつ下がっていくというような格好になります。 影響を受けるということで、今回基準額の内容がわかった5月末ぐらいから試算を始めまして、6月から受給者の方と、電話とか訪問等で、金額自体が個別なものでございますので個別に相談を受けておりまして、その内容について、3年間でこのくらい下がりますというふうなことでお話をさせていただいています。それで特に不安のある方つきましては、また生活指導を行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 土田健康課長健康課長土田真也君) 12番 岡議員の風疹の予防接種についての御質疑にお答えさせていただきます。 風疹という病気そのものなんですけれど、これは、予防接種を行う必要があるんですけれども、風疹の予防接種の一つの背景としては、妊娠初期の妊婦が風疹にかかれば、生まれてくる赤ちゃんが先天性風疹症候群という、白内障であったり難聴、そういうような障害を持って生まれることが非常に言われております。そういうことがないようにと、また、心配しながら妊娠を続けることのないように予防接種を行うとしております。今回、全国的に風疹が流行している中、県内でも現在報告の中では122人の方が風疹にかかってるということになるんですけれども、そういう流行下の中でまず妊婦が風疹にかからないようにする対策と、それから妊娠すればワクチンは打てないということになりますので、その夫を対象とすることとしております。 なお、この夫世代ということになるんですけれども、20代、30代、40代の風疹の接種経過で言いますと、病気そのものにかかっておれば抗体を持っていることも考えられるんですけれども、病気にかかっていなければ、34歳以上の男性では風疹の予防接種は受けていないということと、それから23歳以上の男性では1回というような経過がございますので、妊婦の夫を対象としているところがあります。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 中野都市整備課長都市整備課長(中野裕文君) 12番 岡議員の住宅リフォーム工事補助金にかかわっての、リフォーム業者をどのように考えているのかという御質疑に御答弁申し上げます。 現在考えていますのは、住宅リフォームの発注先は市内業者に限定というふうに考えております。ただ、その業者といいますのは、市内に事業所を有する法人、または市内に住所を有する個人事業者というふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 12番 岡 義明君 ◆12番(岡義明君) 27ページの生活保護基準の見直しに伴うシステム修正ですね。今、課長が言われたように、夫婦とそして子供が多くおられるそういう世帯については一番影響が大きいと。この8月からでももう既に扶助費が5,000円カットされると。ほんでそれが3年続くということで、3分の1ずつまあ言えばカットがふえるちゅうことで、3年後には扶助費から1万5,000円がカットされるということになり、平成27年度以降には今の計算から1万5,000円が引き下げられるということでいいかどうか教えてください。 そして、この8月1日から扶助費が引き下げられることによって、その直接の影響ちゅうんが出てくると思うんですよ。例えば学校でいうたら就学援助。きのう一般質問さしてもうたんは、扶助費が引き下げられることによって、平成26年度以降の税制改正の中で住民税の非課税基準額が引き下げられて、そういう影響がまた出る。僕がきょう質疑してるのは、このシステム改修によって8月1日からすぐに影響の出る他の制度ちゅうんはあると思うんですけれども、その制度を言ってください。どれぐらいあるんか。そして、その対応はどういうふうに考えているのか、教えていただきたいと思います。 例えばよ、国民年金の免除で、自動的に免除するんと申請して免除するんがあるでしょう。うかっとしたら自動的に免除するラインの人が申請して免除せないかんようになる場合があるんです。だからその点知らん方もあると思うんで、その連絡とかどないすんのかとか、いろんな問題出てくるので、8月1日が過ぎてすぐに直接影響の出る制度がどれだけあるのか教えてください。お願いします。 そして、風疹について答えてもらったんですけれども、例えばこの市役所も職員多いんですが、職員にこの予防接種をするように案内しないのかどうか。というのは、人の出入りが激しいところですからね、言われたか知りませんけどももう一度お願いします。 そしてリフォーム制度ですね。市内に事業所を有する法人とか個人の事業主ということですわね。だから、さっきちょっと心配したのが、ハウスメーカーの方々が、リフォーム制度が新たに立ち上がったところを狙って1個だけ事務所つくって来るんですわ。そういう事例が出てるので、そういう対処というんか、せっかくのこの市民の血税をですよ、要は市外の業者に持っていかれてまうと、そういうことが起きると思います。やはり市内の業者をやっぱり大事に、市内に住んでいる業者が仕事できるようにするべきだと思うんですけれども、いろいろせっかくしてくれるのにけちつけて悪いんですけれども、そういう考えはどうですか。ハウスメーカーにとられるっていう心配はありませんか、それだけ教えてください。 ○議長(山部弘君) この際、暫時休憩いたします。          午前10時28分休憩 -------------------          午前10時53分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 議案第57号の議事を継続いたします。 この際、筈谷建設課長から発言の申し入れを受けておりますので、これを許可いたします。 筈谷建設課長建設課長(筈谷公一君) 先ほど、13番 橋爪議員の旧仁義小学校前の橋梁のかけかえに関する御質疑の中で、私が現在の幅員5.0メートルから6.0メートルに拡幅する計画であるというふうに申し上げましたけれども、間違っておりました。 正しくは、現状幅員4.0メートルを5.0メートルに拡幅するということでございますので、訂正をさせていただきたいと存じます。 大変申しわけございませんでした。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 発言が終わりました。 次に、先ほどの岡議員の質疑に対し、当局から答弁願います。 脇くらし部長くらし部長(脇久雄君) 貴重な時間をお取りいただきまして、申しわけございません。 12番 岡議員の27ページ、3款、4項生活保護費、1目生活保護総務費、13節委託料のシステム修正委託料に係ります再度御質疑に御答弁申し上げます。 まず、5,000円の引き下げが3年間で1万5,000円になるかというような御質疑でございますが、引き下げについては基準額の10%を超えない範囲ということで、単純に3倍されるものではございません。 また、今回の改正に伴います他制度への影響でございますが、就学援助、保育料等については、現在、住民税の非課税基準等の改正がなされておらず、影響はないものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 土田健康課長健康課長土田真也君) 12番 岡議員の再度の御質疑に御答弁申し上げます。 人の出入りが多い事業所等を対象にしてはということでありますが、風疹対策につきましては、今回の対応で実施してまいりたいと考えています。   以上でございます。 ○議長(山部弘君) 中野都市整備課長都市整備課長(中野裕文君) 12番 岡議員のリフォーム工事の市内業者施行に係る再度の御質疑に御答弁申し上げます。 事業実施までの間にできるだけ、議員御提言のように市内業者が施行できるよう検討させてもらいたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質問ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 通告しなかったのは申しわけないんですけれども、3点ばかりお伺いします。 まず、39ページ、9款、7項、3目体育施設管理費の(仮称)西部スポーツセンター建設事業についてお伺いします。 当局が記者発表した内容には、旧第一中学跡地を有効に活用し、フットサルコートやテニスコート、簡易宿泊施設を備えたスポーツセンターを建設ということであります。事業年度が平成25年度から平成26年度の2カ年で、概算事業費4億9,293万6,000円とありますが、まず、この概算事業費の財源内訳をお聞きします。 それから、でき上がれば維持管理が必要になってきます。その場合の運営方法をどのように考えておられますか。 それから、記者発表した中には駐車場というのが記されていませんが、駐車場の設置の計画はおありですか。 次に、28ページの4款衛生費、1項保健衛生費、2目予防費の風疹ワクチン緊急接種促進事業について質疑します。 対象期間が平成25年5月21日から平成26年3月31日までの接種となっております。多分これは県の同事業の助成事業の上乗せということで、市単独事業で県の制度を使ってやるということですけれども、そこで、昨今風疹の流行とか予防について、新聞、テレビで報道されておられますんで、市のこの対象者と規定している方の中でもこれ以前に接種を受けられた方がおられると思うんですね。 県も補正予算成立後遡及して5月21日からということで、これに合わせて本市も実施するということなんですけれども、4月1日以降に接種を受けた事業対象となる方に対しての遡及した助成は考えられなかったんですか。 それで、2008年4月1日から2013年3月末までに時限的措置として、中学1年生、高校3年生に対して、第3期、第4期の接種がされてますね。この制度を利用して接種を受けられている生徒さんだったらいいんですけれども、未接種の方ありますね。この方々を対象に私はすべきだと思うんですね。大体1回接種をすれば20年ぐらいワクチンの免疫効果があると言われてますね。ブースター効果ということで。 しかし、1回より2回打った方が風疹の予防になるというのは、御存じだと思いますけれども、そういう点で時限的措置で中学1年生、高校3年生で接種を受けられなかった生徒に対する対策は必要ではないんでしょうか。 それから、今朝もNHKでこの風疹予防接種について時間を割いて報道されておられましたけれども、その中で問題になっているのが、ワクチンの確保の問題ですね。 厚生労働省はワクチン不足が予想されるので、まず妊娠を希望する女性と妊婦の夫を優先すべきだというふうに通知を出されて、いろいろと意見が出ているみたいですけれども、そのことについては問いません。ワクチンの確保は大丈夫でしょうかということです。 続いて、34ページ、8款消防費、1項消防費、3目消防施設費、19節負担金、補助及び交付金で消防救急無線デジタル化事業負担金1億5,170万1,000円とあります。それで、この負担金の支払い先、それから運用方法はどうなってますかということでお伺いします。 ○議長(山部弘君) 当局から答弁願います。 中阪生涯学習課長 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 11番 上田議員のからいただきました(仮称)海南市西部スポーツセンター建設にかかわっての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、総事業費4億9,200万円の財源内訳という御質疑でございます。これにつきましては、国の社会資本整備総合交付金の活用を2,012万9,000円、そしてその他財源ということでスポーツ振興くじ、この財源を3,125万円、起債で3億4,840万円、一般財源で9,315万7,000円、合計で4億9,293万6,000円を予定してございます。 続きまして、運営方法でございますが、完成したときからの運営ということになりますが、基本的には運営実績がございませんので直営で運営をすることを考えてございます。 そして、駐車場についてでございますけれども、これについてはおよそ100台程度は確保したいというふうに考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 土田健康課長健康課長土田真也君) 11番 上田議員からの風疹ワクチン予防接種についての御質疑に御答弁申し上げます。 まず、対象期間についての御質疑でございますが、風疹にかかる予防接種として任意接種ということで自己負担でお願いしているところが今までの対応でございました。ただ今回、全国的に風疹が流行する中、県において5月21日からの接種に5,000円を助成するという内容が公表されました。流行時における子育てを支援する緊急対策の観点からと聞いており、県と同様、市としましても5月21日からの接種を対象としてまいりたいと考えております。 続きまして、第3期、第4期の接種の対象漏れの人を対象とすべきではないかということなんですけれども、平成24年度の麻疹・風疹のいわゆるMRワクチンの定期接種の状況なんですけれども、第1期は生後12カ月から24カ月に至る乳幼児になるんですけれども、この接種率は97.7%、それから第2期、小学校就学前の5歳以上7歳未満の方に打つ接種率は97%、それから第3期、いわゆる中学3年生の時期になるんですけれども、これは98%、それから、第4期ということで高校3年生相当95.3%という接種率になっております。 この中でやはり第4期というのが、非常に接種率が低いというような状況でございますが、今回、19歳以上ということで、そういう方は対象になるということが考えられます。それと接種対象外につきましては、やはり今回緊急的な対策ということであるんですけれども、それ以外の方については従来どおりの任意の自己接種ということでお願いしたいと考えております。 それから、ワクチン不足についてですけれども、やはりこの風疹の流行する中で国のほうから6月14日付で、風疹の任意の予防接種の取り扱いについての通知がございました。 この中で、風疹が流行する中で、任意接種を月35万人ぐらいで考えていくと、やはり8月ごろには一時的に不足することが懸念されるとの記述がございました。 そういうことから、妊娠希望者、妊婦の周囲の方で抗体化が十分でない方を優先して接種を実施できるようにという協力依頼がございました。国のほうでも製造販売業者に対し、予定前倒しの出荷及び増産の協力要請をしてるということでございますので、市としましてはワクチンの確保については、国等の動向を見ながら対応してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 谷山消防次長兼海南消防署長 ◎消防次長兼海南消防署長(谷山桂君) 11番 上田議員の34ページ、8款、1項、3目の負担金、補助及び交付金の消防救急無線デジタル化事業負担金についての御質疑に御答弁申し上げます。 負担金の支払い先につきましては、和歌山県でございます。 それと、運用方法でございますが、市町村域を超えた大規模災害等が発生した場合など、県内の消防救急無線をネットワークでつなぎ、広域的災害時に使用し運用いたします。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 11番 上田弘志君 ◆11番(上田弘志君) 西部スポーツセンター建設事業の財源内訳について、大体わかりました。ほとんど起債でということですね。それから、概算事業費わかりました。それから運営方法は直営、駐車場100台。それで、そこまで精査されてたらいいんですけれど、なされていないことも十分考えられますんで、大体維持管理の経費、ランニングコストをどのぐらい試算されておるのかちょっとお聞かせください。それが1点です。 それから、風疹の予防接種について、やっていただいたらいいんですけれども、今度の補正予算での県の制度を使っての風疹ワクチン緊急接種促進事業の対象期間は5月21日までさかのぼるんですね。何で4月1日までさかのぼらないのかちゅう問題があります。それはもう答えていただかなくても結構です。問題提起です。そういう御指摘をしときたいと思います。 それから、時限的な措置で、第4期の高校3年生で接種率が95%ということで、これについては今回の19歳以上の方を対象とすることで接種を受けていただけるということでございました。そしたらこの対象者に対する勧奨方法はどのように考えておられますか、お聞かせ願いたいと思います。 消防費については、負担金の支払い先は県であると。これでいきますと、このデジタル化に伴い県の負担はあるんですか。市町村だけの負担金なんですか。あればあるということでお答え願いたいと思います。 以上です。 ○議長(山部弘君) 答弁願います。 中阪生涯学習課長 ◎生涯学習課長(中阪雅則君) 11番 上田議員からいただきました西部スポーツセンターにかかわっての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 ランニングコストについて試算しているのかという御質疑でございます。あくまでも机の上の試算になるという前提でございますが、今のところの試算といたしましては、使用料としての収入見込みを2,300万円程度、そして、支出としましては人件費または光熱水費等で約2,500万円程度を見込んでございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 土田健康課長健康課長土田真也君) 11番 上田議員の風疹ワクチンについての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 対象者への勧奨、周知方法はということでございますが、今後、議決いただきまして執行する段階におきまして周知というのは一つの課題と認識しております。 その中で医師会による周知の協力依頼、それから市の広報紙であったり、ホームページによる周知、それからまた自治会へ協力依頼し回覧等での周知、それからまた母子保健推進員等、そういった方々にも周知を協力していただけるよう行ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 谷山消防次長兼海南消防署長 ◎消防次長兼海南消防署長(谷山桂君) 11番 上田議員の消防救急無線デジタル化に関する再度の御質疑に御答弁申し上げます。 和歌山県の負担はあるのかという御質疑でございますが、ございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 一般質問の関係で市長に問いました中で、もうダブる点は避けますが、「元気 ふれあい 安心のまち」ということで、特に「元気 ふれあい」の部分に関して中小企業設備投資促進事業補助金と住宅リフォームの問題についてお聞きをいたします。 まず、中小企業設備投資促進事業補助金ですが、いろいろと資料をいただきましたが、製造業に限ったということですね。海南市の場合は、特に家庭日用品や家具などの地域に根差している産業の発展を目指すということですが、物流も結構あるわけですよね。いわゆる物流の車については、対象外ですから、車を買えない。 それから、内航業者調べましたら、やっぱり瀬戸内海が多いんやな。大阪府がトップと違うんやな、一番多いのは愛媛県やな。和歌山県は少ないんやけれど、下津地域にも内航業者があります。こういうところはやっぱり船が大きな投資にならな。しかし、製造業に限ってもたら、日用品や家具を運ぶ車もあかんし、内航業もこれに当たりませんわな。これがなぜ入れられんかったのか。 2点目は中古の機械よ。きょうび軽四の中古車でも高いよな。中古の機械でも50万円以上のものもあるし、結構、保証とかもあると思うんよ。産物の業界では、中国進出していった人も多いですが、地元で生産を頑張っているとこもあるわな。新品じゃなしに中古で改良していく分もあるんでね、中古の機械がなぜあかんのかどうかちゅうのもちょっとお答え願いたい。 住宅リフォームは岡議員が質疑をした以外の点についてちょっとお聞きをいたします。 事業費が500万円ですね。1件10万円が50件で500万円という予算の組み方ですな。例えば5万円やったら100件いけらいしょな。件数を決めるのではなく、この500万円の中でやるということでよろしいんですか。 それと、事業年度については平成25年度から平成28年度を予定してるということですが、例えば、この9月からやられると思うんですが、この事業をやっていかれて500万円で足らんようになった場合は、また新たな補正などを予定されているのか。 それと、平成28年度以降もこういう市民の要望や業者の要望が強い場合は、この内容もいろいろと変えられていく方向なのか。まだ実施してないんで、こういうのを問うの悪いんやけれども、そやけど、岡議員が言われたように全国的な状況もありますので、その点もあわせてお聞きをしたいと思います。 以上です。 ○議長(山部弘君) 山縣産業振興課長産業振興課長山縣秀和君) 14番 河野議員からの御質疑に御答弁申し上げます。 中小企業設備投資促進事業補助金について、製造業を対象にした理由でございます。 まず、海南市の地域の産業を支えております製造業でございますが、その事業所数を平成21年経済センサス基礎調査で見てみますと、卸売小売業の954社に続きまして、製造業が412社ということで、地域の産業の中でもウエイトが高いという判断を一つさせていただいております。 それから平成22年の国勢調査で、従業地・通学地集計という統計の集計数値が出ておるんですけれども、そこで海南市内で従事されている方でどの業種に就業されているかというところを確認させていただきますと、製造業で20%の方、次に多いのが卸売業・小売業で17%、あとが農業で16%などと続いてるわけで、現在のところ実態では製造業にかかわっている方が海南市では多いという判断をさせていただきまして、この事業を始めるに当たり、まずは製造業に対象を絞って進めさせていただきたいと判断したところでございます。 それから、2つ目の御質疑の中古品を対象にしない理由でございますが、中古品を導入するに当たりまして、導入する機械、装置に求められる性能、能力が確保できているのか確認がしづらいところもございます。 導入された後も今後の使用に耐えるかどうかの判断が当方でできないというところで、中古品につきましては、今回は対象にさせていただいておりません。 それと、製造業、家庭用品等を例にお示ししていただいたんですけれども、いろんな製品をつくるのに少しづつ改良するという場合、それは金型に当たると思いますので、金型も相当金額が高くなると考えてございますので、金型等はこの事業の対象になるものと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 中野都市整備課長都市整備課長(中野裕文君) 14番 河野議員の住宅リフォームにかかる御質疑について御答弁申し上げます。 まず、住宅リフォーム工事補助金についてのことしのスケジュールは、本議会でお認めいただいたら8月1日から9月末までの間を仮申請期間としてリフォームの募集をしたいというふうに考えております。募集件数は一応50件というふうに考えてございます。 応募多数で50件を超えた場合にはまず、交付決定順位を決める抽せんを行いたいというふうに思っております。1番から50番までの方に優先的に申請していただき、その次に、本申請時には工事見積書を添付していただきますので、その工事見積書で予算に余裕がありそうなら順次51番、52番の方に申請していただくというふうに考えております。それで500万円がいっぱいになった時点で、ことしは終わりというふうに考えてございます。 そして、申請していただき2月末に工事完了、3月に補助金を交付するというようなスケジュールで考えてございます。 続きまして、500万円で足らなくなったらどうするのかということなんですけれども、一応スケジュールの関係で予算が足る、足らないが確定するのが11月ごろになり、その後、12月の補正ということになってくると、リフォームの完成が2月に間に合わないということも考えられますので、500万円を超えた分については新年度での対応というふうに考えてございます。 また、平成28年度以降の事業はどうするのかということなんですけれども、まず予定期間になっています平成28年度までの事業を見てから検討させていただきたいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度の御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 中小企業設備投資促進事業補助金について、実態はそういうことやということでわかるんですがね、製造業に限ったちゅうのもそれはそれで結構ですけれどね、中古の機械についてはそれも検討しといてください。もう答弁いいですわ、委員会もありますから。 それから、住宅リフォーム工事補助金は、8月1日から9月末で受け付けてやるということですけれども、50件で打ち切らんと、状況を見てふえたら、ふえたで判断できやんのか。例えば100件になったらよ、これ一般財源でやってるんで、べらぼうに予算が膨らんでくるけれど、その状況見て判断できやんかな。50件を超えたら、競争せなあかんやろ、はたのやつおしのけてそこに入り込まなあかんわけやろ、言い方悪いけれどよ。8月1日から9月30日までちょうど2カ月あるわけやけれども、その状況見て判断できるって僕は思うんやけれどね、ちょっと部長その辺答えてください。 ○議長(山部弘君) 谷まちづくり部長まちづくり部長(谷勝美君) 14番 河野議員の住宅リフォーム工事補助金についての再度の御質疑に御答弁申し上げます。 申請期間は、8月1日から9月末までの約2カ月間というふうに考えてございます。先ほど担当課長のほうから、予算額の500万円を超えて、次の補正をかけた場合、2月末までに完成できないというふうな心配もございますので、超えた分については来年度というふうなお話をさせていただきました。 補正予算を仮に組んだ場合、9月の補正予算でなければ、12月の補正予算では先ほど言いましたように年度内には完了しません。しかし、申請期間の9月末には、9月定例会が開会されていますので、9月の補正には組みにくいというふうに考えてございます。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、暫時休憩いたします。          午前11時29分休憩 -------------------          午前11時37分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第2 議案第58号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(山部弘君) 次に、日程第2 議案第58号 平成25年度海南市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案についても、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第3 議案第59号 海南市固定資産評価員選任の同意について ○議長(山部弘君) 次に、日程第3 議案第59号 海南市固定資産評価員選任の同意についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 市長 神出政巳君   〔市長 神出政巳君登壇〕 ◎市長(神出政巳君) 議案第59号 海南市固定資産評価員選任の同意について御説明を申し上げます。 固定資産評価員、伊藤明雄氏より固定資産評価員の辞任願の提出がありましたので、その後任として三口素美雄氏を選任いたしたく、地方税法第404条第2項の規定に基づき議会の同意をお願いするものであります。 なお、三口素美雄氏の経歴等につきましては、議案資料のとおりであります。 同氏は人格、識見ともにすぐれ、本市固定資産評価員としてまことにふさわしい方だと存じますので、何とぞ御同意を賜わりますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 議案第59号 海南市固定資産評価員選任の同意についてを原案のとおり同意することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案のとおり同意することに決しました。 ------------------- △日程第4 議案第60号 海南市職員の給与の臨時特例に関する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第4 議案第60号 海南市職員の給与の臨時特例に関する条例についてを議題といたします。 当局の説明を求めます。 楠戸総務課長総務課長(楠戸啓之君) 議案第60号 海南市職員の給与の臨時特例に関する条例について御説明申し上げます。 本条例につきましては、平成25年度の地方公務員給与に関し、国家公務員の給与の改定及び臨時特例に関する法律に基づく国家公務員の給与減額支給措置を踏まえ、国に準じた減額措置を講ずるよう要請を受けていることに鑑み、本市においても必要な給与減額を実施するため条例の制定をお願いするものでございます。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げます。 まず、第1条について、本条例は平成25年7月1日から平成26年3月31日までの間、特別職及び職員の給与を減額するため、特例を定めるものとしてございます。 次に、第2条及び第3条は、市長、副市長及び教育長の給料、期末手当について、それぞれ給料、期末手当の10%に相当する額を減額するものと規定してございます。 次に、第4条は職員の給与について、第1項から第3項は給料の減額率に関し、管理職である行政職給料表5級以上及び消防職給料表4級以上の職員については7%の減額率を、課長補佐級、係長級である行政職給料表4級及び消防職給料表3級の職員については5%の減額率を、行政職給料表3級以下及び消防職給料表2級以下の職員については2%の減額率を、再任用職員については2%の減額率をそれぞれ規定するものでございます。 第4項及び第5項は、各種手当及び休職者等の給与の減額について規定するものであり、減額の対象となる各手当のうち、管理職手当については10%、期末勤勉手当については2%の減額率を、時間外勤務手当、休日勤務手当及び夜間勤務手当については、1時間あたりの単価算出に際し、個々の職員が該当する級別の減額率を乗じて得た額を減額するものと規定してございます。また休職者の給与については種々の事由ごとに定められた支給割合とあわせて本条例による減額措置を適用するものでございます。 第6項については、55歳を超える行政職給料表適用者のうち6級以上の職員については、既に給料、期末勤勉手当、管理職手当を1.5%減額しておりますが、これに上乗せして今回の減額措置を講ずるよう規定してございます。 次に、第5条は勤務時間、休暇等に関する条例に定める介護休暇を取得する場合の給与の減額方法について、第6条は育児休業等に関する条例に定める部分休業を取得する場合の給与の減額方法について、それぞれ減額の基礎となる1時間当たりの給与額の算出に関し、本条例第4条第5項を適用するものと規定してございます。 次に、第7条は、公益的法人等への派遣に関する条例に定める派遣職員に支給する給料、期末手当について、本条例に規定する減額率を適用するものと規定してございます。 次に、第8条は、本条例の規定により給与を減額する場合における端数処理の方法について規定してございます。 次に、第9条は、この条例の施行に関する事項についての規則への委任規定でございます。 なお、附則でございますが、この条例は平成25年7月1日から施行しようとするものでございます。 何とぞ御審議の上御可決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) まず、これはほんまにもうけしからんな。皆さん怒ってはる、市長も本音は怒ってはる。 もともと民主党の野田内閣のときに国家公務員の給与を平均7.8%削減したということから来たやつですわ。それでは、いろいろ具体的に質疑します。 まず、この平成25年1月28日に総務大臣から地方六団体にいろいろ要請があったわけやな。要請文もあんねんけれどよ、その中でね、もう既に交付税が削減されちゃあるな。私も上田議員に聞くまで知らなんだけれど、びっくりした。 そやから、いわゆる本予算に交付税が減らされてる。大体の額しかわからんと思うんですが、その内容を教えていただきたい。 それから、医師、看護師、技師、医療事務という医療職ありますが、看護職、技師、それから事務職は同じように減らされとるのか。医師も減らされとるのか、その実態をお教え願いたい。 それから、いわゆる市長や特別職は除いて、7月1日から3月31日まで減らされる職員の医療センターも含めての全体の額、1人平均どのぐらいなのか、お教え願いたい。 それから、地方の景気は、地方公務員の給与を減らされることによって悪なる。もろに影響ある。 ところが、腹立つことによ、東京とかよ、大きないわゆる不交付団体は減らしてない。これ課長に怒ってもしゃあないな。お金のどっさりあるとこは減らしてないんよ、これ。こんなやり方は、けしからんと思うんよ。ラスパイレス指数が低いところは確かに減らしてないで。そやけれど、これはけしからん話や。例えば東京は給与カットしてないはずや。都道府県はいいですわ。市区でいわゆる給与カットをしていないところは、どういうところがあるか。 公務員の給与が減らされ、非常にこれ地方の景気にも影響あるねん。けしからん話やからね。そういうことをやっていくということについては納得いきません。 ほんで、今までこんなことなかったですやろ。これはもうあってはならない、しかも例外的だと思うんですが、今までこういうことがあったかどうか、これは別に市長でなくても担当の方でよろしいんでお答え願います。 それから、こういう場合の押しつけは私はあかんと思う。こんな押し付けに対して、地方六団体が、それなりに声明を出してくれちゃあんのやけれど、今後協議してくださいちゅうような、こんな問題ではないと思うんよ。今、国家公務員や国会議員、地方公務員、地方議員に対して、割に国民、市民、住民からの風当たりきついんよ。こんなもんちょっとぐらい給料減らしたらいいわてな感じがあんねん。そんな風潮に乗って、やっちゃあんのよ。 ほやからね、僕はほんまにあってはならないやり方だと思いますしね、今後こういうことについては、十分協議してくれということではあかんと思うんです。そういうことではなしに、やっぱり基本的にこんなやり方についてはけしからんと思うんでね、二度とこういうやり方をやってはあかんと思いますので、その点の考えだけ市長にお答え願いたいと思います。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 河野議員の御質疑にお答えします。 けしからん。これは私も同感でございます。 まず、基本的な考え方であります。 今回の給与問題については、職員の皆様方に大変申しわけなく思っているとこでございます。そもそも国が平成24年、平成25年の2カ年、国家公務員給与を平均7.8%削減をし、東日本大震災の復興財源に充てたことに始まるわけであります。 それに伴い地方公務員給与でラスパイレス指数が100を超える地方自治体が多くなったということであります。そのような中、昨年師走の総選挙の際の自民党政権公約に地方公務員給与の削減を盛り込んでおりまして、その後、年末に自公政権が発足をし、1月下旬より通常国会という流れの中で、議員御発言のように、地方側に対しまして国から平成25年度に限り、来年の3月までということで7月から国に準じた措置を要請し、地方公務員給与カット分の地方交付税を削減したわけであります。 一方、地方に対する考えといたしましては、各自治体が減災・防災対策や元気を出すような事業に充てるということであれば、交付税を渡すというものであります。 しかし、地方公務員の給与は、それぞれの自治体が人事委員会の判断または人事院の勧告をもとに独自で議会議決をもって条例で定めるものでありまして、近年私どものように職員数の削減等にも取り組み、人件費は大幅に削減されている地方自治体も多いわけであります。 そして、国と地方の協議の場でも1回しか話し合いをされておらず、私ども地方としては国に対して大いに不信を抱くものであり、今後このようなことは断じて行われてはならないという趣旨の申し入れを近畿市長会、そして全国市長会を通じて行ってまいりました。 しかし、地方自治体の多くは、市民、国民感情も勘案をした上で、地方交付税減少の穴埋めにやはり地方公務員給与削減の手続きを取らざるを得ないと判断をしたところでありまして、海南市も職員組合と交渉する中、また管理職職員にも理解を求めたところであります。 そして、地方の景気に関しまして、それぞれの地方自治体の考えであります。先ほど議員から御発言もありましたが、現在、地方公務員給与の減額を検討しているという自治体においてはどうかということでございます。 徳島市などでは、交付税の減額措置をつぶさになされてから対応するというものであります。 また、減額をしないという自治体においては、先般も全国市長会の協議会に私も近畿の代表として出席をさせていただいたわけでありますが、そこで心配していたのはペナルティがないかというような弱い発言もあったわけであります。岐阜県多治見市でありますけれども、ペナルティを恐れる弱気な発言をしながら減額しないと言い張っておりました。 本当にそれぞれの自治体、かなり怒り心頭、全国市長会の会長選にまでこのことが及びまして、もっと強腰で臨めという声も多かったわけでありますが、我々としては、先ほども申し上げましたように市民感情、国民感情を勘案の上、やはり削減分には対応していかなければならないということで、今回なった次第でございますので、御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(山部弘君) 副市長 伊藤明雄君 ◎副市長(伊藤明雄君) 河野議員の御質疑の中で、今回の給与減額措置にかかわらない、今までにかような事例があったのかどうかという御質疑に御答弁させていただきます。 全く同じパターンのやり方ではないのですけれども、過去十数年前になるかと思うんですけれども、国が初めて人事院勧告で減額が勧告された際に、4月への遡及を求めたことがありました。昨今では4月への遡及を12月のボーナスで調整するというのはよくあることなんですが、初めてそういうやり方を行った年がございまして、それについて全国各自治体の対応、組合との交渉における対応がばらばらになったわけなんですが、その際に4月へ遡及をしないという形で決めた自治体に対しまして、国は、財源が裕福であるとの認識を持つということで、交付税に影響させ、削減をしていくというペナルティがなされたことがございました。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 楠戸総務課長総務課長(楠戸啓之君) 14番 河野議員からいただきました数点の御質疑に御答弁申し上げます。 まず、地方交付税の件につきまして、地方交付税は7月からの給与引き下げを前提とした地方交付税法及び特別会計に関する法律の一部を改正する法律が、平成25年3月29日に成立し同年4月1日から施行されました。 改正の地方交付税法におきましては、地方公務員の給与に要する経費の財源に関し、閣議決定を踏まえまして措置することとされ、具体的には平成25年7月から、国家公務員と同様の地方公務員給与費の削減と同時に防災・減災事業、地域の活性化等の緊急課題へ対応するため給与減額に見合った事業を歳出に特別枠として設定し、計上する等々であります。 これによりまして本市の場合は、基準財政需要額の推定額といたしまして1億5,000万円の減額となります。 同時に、地域の元気づくり推進費といたしましては約6,000万円がふえるものと見込んでございます。 次に、医療職につきましての件でございますが、これにつきましては、職務級でいきますと、医療1、2、3とございまして、医療1につきましては医師の分でございます。医療1については削減の対象から除いてございます。 医療2につきましては、技師でございまして、これには級別といたしまして5級が7%のマイナス、それから4級の主任は5%マイナスしてございます。 それから、2・3級の技師につきましては2%の減額率としてございます。 それから医療3の看護師につきましては、5から6級の部長、副部長、師長は7%のマイナス、それから4級といたしまして、副師長、主任が5%のマイナスなってございます。それから2・3級の看護師につきましては2%の減額率としてございます。 続きまして、本市職員にどれだけの影響を及ぼすかということでございますが、これにつきましては7月から来年3月までの9カ月間で職員1人当たり平均約14万2,000円の減額となります。総額といしましては、予算に計上させていただいております1億1,644万3,000円程度の削減を見込んでございます。 それから続きまして、カットされていない市区町村があるのかということでございます。これにつきましては、6月13日に発表されました総務省における地方公務員給与の減額要請に対する地方公共団体の取り組み状況によりますと、164団体が一応減額しない方針をあらわしてございます。市区町村では160団体ございます。その中で例えば、兵庫県小野市、それから愛知県豊橋市がカットしない方針をとっておりますが、詳しいことについては、市としてはわかってございません。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 市長の「けしからん」にはまあびっくりしましたけれど、それぐらいけしからん話だと思います。 それで、もう細かいことはいいです。国は今、デフレから脱却する、脱却するというふうなこと言っておきながら、この働く人の報酬を下げていくというのはけしからんことだと思います。私は医師の給料を下げろと言ってんのとちゃいますよ。しかし医師の給料はそれは非常に高いんや、一般的に言って。それは海南市だけとちゃうと思うんやけれども、医師の給料はさわらない。 しかも、都道府県の中でも東京やまた今、数市の話がありましたけれども、特に東京やいわゆる給与の高い人をさわってない。 あと1点だけ市長にお聞きしたいのは、地方、いわゆる海南市などでは、この数カ月で平均14万2,000円下がるということですからね、これやっぱり食べたり、飲んだり、服着たりする部分に影響が出ると思うんですよ。東京なんかは丸々影響出ません。特に海南市などのいわゆる中小都市などが影響を受けて、東京などの大都市や不交付団体は影響を受けないということについてのお考えだけお教え願えますか。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 今回の減額措置については影響が出ると言えば出るというふうに思います。 しかし、受け入れざるを得ないという我々の苦渋の選択を御理解をいただきたいと思いますし、6月5日の全国市長会の総会にも安倍総理がお見えになりまして、今後はやはり国と地方の協議の場でこういった問題については、きちっと議論をして、そしてペナルティ等についても恐らく行わないというようなお話もございましたし、我々が最も危惧するのは、以前にも小泉内閣のときに三位一体の改革ということで、大変厳しい財政状況に追い込まれた経験があります。 そういったことも踏まえて近畿市長会また全国市長会で、一致して対応していこうということで今協議ができたところで、国へ要望等もきちっと届けさせていただきましたので、今後についてはこういうことのないように我々も十分対応させていただけるというふうに思いますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 この際、昼食のため午後1時まで休憩いたします。          午後0時8分休憩 -------------------          午後1時開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △日程第5 議案第61号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第2号)から日程第11 議案第67号 平成25年度海南市病院事業会計補正予算(第1号)まで
    ○議長(山部弘君) 次に、日程第5 議案第61号 平成25年度海南市一般会計補正予算(第2号)から日程第11 議案第67号 平成25年度海南市病院事業会計補正予算(第1号)までの7件は関連がございますので一括議題といたします。 お諮りいたします。 議案第61号から議案第67号までの議案7件については、既に説明書が添付されておりますので、内容説明は省略したいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより質疑を行いますが、議事進行上、一括して御質疑いただくことにいたします。 御質疑ございませんか。 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) この議案第67号について、聞き間違いかわからんけれど、先ほど病院の医師の給与は下げないというふうに言うたと思うんですが、そうですか。下げないというのであれば、その理由、どのようないきさつがあってそうなったんか。あるいは、それは市長も知って、了解をもろてあるのか、その辺のいきさつ等を教えていただきたいと思うんです。 ○議長(山部弘君) 市長 神出政巳君 ◎市長(神出政巳君) 川端議員からの御質疑のうち、私が了解してるかという点についてお答えをいたします。 この議案については、私の名前で出させていただいておりますので、承知をいたしております。 ○議長(山部弘君) 山東医療センター事務長医療センター事務長(山東昭彦君) 18番 川端議員の御質疑に御答弁申し上げます。 医師の給与は下げないのかということでございますが、医師の給与の削減は含まれておりません。 その理由につきましては、県下の公立病院の医師の給与の比較におきましても、ボーナスを含めた平均給与月額は、約25万円低いということと、それとことし22人分の予算計上をしてる中で、20人の医師の確保にとどまり医師確保が難航している中で、これ以上県下の公立病院との差を広げたくなかったということです。また、県下の公立病院の状況におきまして、紀南病院と那智勝浦町立温泉病院の2病院のみが医師も含めての何らかの形での改正を行うという方針と聞いております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) 私の聞き方が悪かったと思うんやけれどね、事前に市長と相談して決めたんかっていう話を聞きたいんです。議案になっているので知ってる、これは当たり前や、そんなこと聞いてるんとちゃう。市長と相談してやっちゃあるのかちゅうことなんよ。なぜそんな言うかというたらね、先日、医療センターの経営についてって一般質問やった。そのとき院長は議会へ来てなかったがよ。院長は今開院間もないんで忙しいんやということを理由にしちゃあったけれどよ、私が言いたいのはよ、管理者は院長の上にあんねんで。経営でトップの責任者やで。院長によう言うこと聞かさんところに問題あるんやいしょ。院長によう言うことを聞かさんから、院長の裾野にある各医局員も言うこと聞かんわけやいしょ。管理者が院長なり、医者に言うことをよう聞かさんから、経営が悪なっちゃあんのやいしょ。まともな経営をやったら黒字になると言うちゃあらいしょ。前田院長のときは黒字やったいしょ。病院事業管理者は、医者の確保できやんから、老朽化してるから、それが赤字の原因やと言うけれど、そうと違うんよ。医者に言うこと聞かせて、医者に働かせよ。 それと、基本理念のとき言うたがよ。基本理念の「博愛と信頼」、そんなんやったらあかんて言うたやろ。自治体病院やちゅうことを認識してやな、まちづくりの一環で医療があんのやという働き方をしてもらわな困ると言うたいしょ。地方公務員に対して減額が出てきたら、医者にも下げてもらわんかよ。それぐらい指導力持たなあかんていうことを言うてんねんで。甘やかしてばっかりで。 海南市の医者の給料はよ、県下で比べたら安い。そらまあそうなんやけれどね、私の知らん間に医者に手当出してるやろ。今の病院事業管理者は2代目やけれどよ、初代の病院事業管理者の時代に絶対やっちゃあるよ。それやっちゃあるかどうか調べてくれるか。   (「議案に関係ない」と呼ぶ者あり) 関係あるよ。地方公務員が下げられるんやいしょ。医者は地方公務員やろうがよ。当然下げるべきやいしょ。それをなぜ下げやんのなちゅうことよ。他に比べて安いさけ下げやんて言うけれどやな、手当つけちゃあるがよ。つけてないか。それ一遍、はっきりしてもらおうか。 ○議長(山部弘君) 小山病院事業管理者病院事業管理者(小山陽君) 18番 川端議員の御質疑にお答えをいたしたいと思います。 まず、医師の給与につきましては、先ほど事務長が申し上げましたように、現在置かれている私どもの病院の給与体系が、他病院よりも低いというようなこと、また多くの病院で医師を除外としているような状況でございましたので、私はそういうことを決断いたしました。 また、医師に対する指導等について不十分だということについては、私も力不足でございまして、今後さらに院長ともども、医師の指導には強化をしてまいりたいと考えております。 それともう一つ、理念につきましては、御指摘のように非常にシンプルにいたしました。「博愛と信頼」ということで、余り長くすると職員らは覚えきれないということと、やっぱり短い言葉に全てを集約するという意味合いで、意図的に短いものにいたしました。   (「自治体病院の認識について聞いてんのや」と呼ぶ者あり) はい。それと、私どもは、その基本理念と基本方針は一体のものと考えておりまして、全ての職員の名札の裏につけさせておるところでございます。その基本方針の5番に、「公共性を堅持しつつ、経営の健全化を図り、安定した病院運営をめざします」と記載をしておりますので、公共性につきましては記載をし、認識していると考えております。御了解をいただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 山東医療センター事務長医療センター事務長(山東昭彦君) 18番 川端議員の御質疑に御答弁申し上げます。 医師に対する特殊勤務手当といたしまして、項目として研究手当相当額、職長手当相当額、病院内診療手当相当額、病院外診療手当相当額、この4点について手当として支給しております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 18番 川端 進君 ◆18番(川端進君) あのね、研究手当相当額は、そんなんもう前からついちゃあったやろ。それを言うてんのちゃうんよ。初代の病院事業管理者のとき、手当つけたがよ。物すごい赤字出てたのに、医者だけにつけたんやいしょ。確かにほかの自治体病院の医者に比べたら、海南医療センターの医者は安いんよ。そやけ、つけてもええとは思うで。しかし、その場合には、業績を上げてくれたらつけるという、武先生みたいなやり方をするんだったら賛成やと言うちゃあるんや。それと今回のやつはそんなん関係ないんよ。ラスパイレス指数が100超えちゃあるちゅうことで国が地方公務員の給与を下げよと言うてきたんやいしょ。そしたらね、医者も地方公務員とちゃうんかい。医者も地方公務員やったら下げるのが当たり前とちゃうんか。 医者を憎うて言うてんのとちゃうで。医者の自覚よ。患者を診たらええというんじゃなしに、自治体病院へ勤めてんのや、まちづくりの一環で自分が診療に参加して患者を診てんのや、経営を黒字にして、まちづくりのほかの予算、教育予算とか福祉予算やら削らんように自立せなあかんのやという自覚を持たさなあかんのやいしょ。医師に自治体病院やちゅう自覚を持ってもらう、地方公務員やという自覚を持ってもらう。 市長でさえ、副市長でさえ、給与カットするっちゅうんやいしょ。医者が下げやんのおかしいやないか。 ○議長(山部弘君) 小山病院事業管理者病院事業管理者(小山陽君) 18番 川端議員の再度の御質疑にお答えをいたします。 先ほどからの議員の考え方については、非常に私も同じような考え方を持つこともございます。ただ、今回につきましては、私は、苦渋の選択として医師の確保というのを最前提とし、最終的には医師を除くという決断をいたしました。御了解いただきたいと思います。 ○議長(山部弘君) 他に御質疑ございませんか。 14番 河野敬二君 ◆14番(河野敬二君) 今、川端議員が言われた議案第67号について質疑します。私が先ほど議案60号で質疑をしました、いわゆる医療職の中の看護師や技師は給与カットされた。ところが、医師だけはカットされてないという。 県下の状況がどうなっているか言うてくださいよ。全国的な状況でなしに県下の状況で判断したということやろ。そやからちょっと県下の状況を教えてください。 ○議長(山部弘君) 山東医療センター事務長医療センター事務長(山東昭彦君) 14番 河野議員からの御質疑に御答弁申し上げます。 県下の公立病院の状況はどうなっているのかについてでございますが、橋本市民病院、有田市立病院、新宮市立医療センター、公立那賀病院、日高総合病院につきましては、医師は除くとなっております。那智勝浦町立温泉病院と紀南病院につきましては全職種、野上厚生病院については今のところ検討中ということを聞いております。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 再度御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 他に御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 よって議案第61号から議案第67号までの議案7件に対する質疑を終結いたします。 ------------------- △日程第12 発議第4号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について ○議長(山部弘君) 次に、日程第12 発議第4号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。 提出者の説明を求めます。 9番 栗本量生君   〔9番 栗本量生君登壇〕 ◆9番(栗本量生君) 発議第4号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてを御説明いたします。 本案は、議長、副議長、議員の報酬月額をそれぞれ7%減額するもので、すなわち議長にあっては54万円を50万2,200円に、副議長にあっては48万円を44万6,400円に、議員にあっては44万円を40万9,200円とし、その期間は平成25年7月から平成26年3月までとしています。また、平成25年12月に支給する期末手当の率についても7%減額し、100分の205とあるのを100分の190.65とするもので、これらの規定を附則に設けるものであります。 地方六団体が国に対して共同声明を出しているとおり、今回の措置は国が東日本大震災に対処する必要性に鑑み、国家公務員の人件費の削減を行い、限られた時間の中で予算編成に取り組むなど、極めて特殊な状況のもとで行われたとはいえ、地方固有の財源である地方交付税を給与引き下げの要請手段として用いたと受けとめざるを得ません。 また、本来条例により自主的に決定されるべき地方公務員の給与について、9カ月間の暫定措置とはいえ、引き下げ要請が行われたことはあってはならないことであり、怒りを禁じ得ないところであります。 しかし、現実的に平成25年度の地方交付税が減額されることにより、教育、福祉等の市民サービスへの影響が懸念されるところであり、そういう中で我々議員はみずからの報酬を減額することにより、少しでもその影響を軽減するために本案を提出するものであります。 議員各位におかれましては、何とぞ本案に御賛同賜りますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。 ○議長(山部弘君) 説明が終わりました。 これより質疑を行います。 御質疑ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認めます。 よって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については先例により委員会の付託を省略いたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 これより討論を行います。 討論ございませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認めます。 よって討論を終結いたします。 これより本案に対する採決を行います。 お諮りいたします。 発議第4号 海南市議会議員議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例についてを原案可決することに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって本案は原案可決することに決しました。 ------------------- △日程第13 海南市選挙管理委員の選挙 ○議長(山部弘君) 次に、日程第13 海南市選挙管理委員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって議長において指名することに決しました。 海南市選挙管理委員に、海南市下津町引尾54番地、森下修宏君、海南市名高283番地7、朝井郁子君、海南市阪井224番地64、仲垣内寛君、海南市下津町方1797番地、向山壽紀君、以上4人の方を指名いたします。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました森下修宏君、朝井郁子君、仲垣内寛君、向山壽紀君を海南市選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました森下修宏君、朝井郁子君、仲垣内寛君、向山壽紀君が海南市選挙管理委員に当選されました。 ------------------- △日程第14 海南市選挙管理委員補充員の選挙 ○議長(山部弘君) 次に、日程第14 海南市選挙管理委員補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって選挙の方法は指名推選によることに決しました。 お諮りいたします。 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって議長において指名することに決しました。 海南市選挙管理委員補充員に、第1順位、海南市重根1730番地、森下 馨君、第2順位、海南市下津町小原1458番地3、在本修三君、第3順位、海南市阪井775番地内1、田伏淳二君、第4順位、海南市下津町小原183番地、森下統治君、以上4人の方を指名したいと思います。 お諮りいたします。 ただいま議長において指名いたしました方を海南市選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってただいま指名いたしました第1順位、森下 馨君、第2順位、在本修三君、第3順位、田伏淳二君、第4順位、森下統治君、以上の方が順序のとおり選挙管理委員補充員に当選されました。 この際、今期定例会に提出されました議案のうち、既に議決された議案及び報告案件を除く当局提出議案25件をお手元に配付の議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 この際、委員会開催日程調整のため、暫時休憩いたします。          午後1時25分休憩 -------------------          午後1時29分開議 ○議長(山部弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ------------------- △諸般の報告 ○議長(山部弘君) この際、各常任委員会委員長招集の委員会開催日程を事務局長から報告させます。 坂部事務局長 ◎事務局長(坂部泰生君) 報告いたします。 予算決算委員会、本日本会議終了後、直ちに本会議場において。総務委員会、本日予算決算委員会終了15分後、第1委員会室。建設経済委員会、本日予算決算委員会終了15分後、第2委員会室。教育厚生委員会、本日本日予算決算委員会終了15分後、第4委員会室において。 以上でございます。 ○議長(山部弘君) 報告が終わりました。 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 お諮りいたします。 明日6月20日から6月27日までの8日間、委員会審査のため休会し、6月28日午前9時30分から会議を開きたいと思います。 これに御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よってそのように決しました。 本日はこれをもって散会いたします。          午後1時31分散会 ------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によってここに署名する。 議長  山部 弘 議員  川崎一樹 議員  栗本量生 議員  出口茂治...